世田谷区用賀の整体院【せたがや手技均整院】|自然療法、更年期障害、不妊治療、妊娠期の腰痛、産後の骨盤調整、マタニティブルー、産後の腰痛、恥骨痛、マタニティ、更年期、妊婦さんbaby一緒OK

トップ | 院長対談シリーズ

院長対談シリーズ

対談シリーズ 翻訳家 上野圭一さん

鈴木:よく、「身言葉(みことば)」っていうのでしょうか?日本語には体であらわす言葉が多いように思います。あれもやはり、本来は日常の中で身体感覚に敏感な民族だった名残なのでしょうか?

上野:すごく多いですね。どこの国でもある程度はありますけど、日本語は身言葉が特に多い国のひとつでしょうね。

 僕の友達の精神科医がいて、昔ですけど、日航のジャンボ機の墜落事件があった時に、片桐さん(機長)の精神鑑定をやったんですよ。片桐機長が墜落する直前に残したテープを聞くと、最後に逆噴射する時に「いねー!」って絶叫するんですよ。片桐さんはお幾つなのか、もう忘れちゃったけれど、普段は、日常生活の中で「いねー」という言葉を使うような環境では育っていないはずなんですよ。にもかかわらず、肝心要の最後の時に、完全なパニックになった時に「いねー」って。彼(友人)が色々と考えて、「いねー」というのは古代の日本語で「死ね」って事らしいんですけど。もうどうでもいいってなった時に、「死んじまえ」っていう現代語ではなく「いねー」っていう古代語が出てきたっていうのが、一番意識の深いところが刺激されて、それが言葉なって出てきたんじゃないかと。

鈴木:それはDNAレベルでインプットされているんでしょうかね?

上野:そうらしいですよ。普段、そういうものは記憶に浮上しないんですけれども、やはり特殊な状態になった時に、よく”いげん(?)”っていうじゃないですか、突然こう、乗り移ったとか、日本語じゃないものをべらべらしゃべったりとか、そういう状態があるらしですね。

鈴木:憑異現象とは違って、内側からアウトプットされる訳ですね?

上野:わかりませんけどね。要するに、その人の限られた現世だけではなくて、過去生っていうか、あるいはそういう人類の共通の意識層と言うかそこに蓄積されていたものだろうね。

鈴木:昔、上野さんが訳されていたキューブラー・ロスの本や、前世療法に関する本などを読んだ時、ものすごい衝撃を受けて、その後生まれ変わりや前世についての本を読みあさっていた時期がありました。縁があってサンタフェに住んでいる友人のカウンセラーから実際に何度か前世療法を受けてみたり、大脳生理学にハマってみたりして、いろいろ〜ありまして、結局いまの僕は、やはり死んでみなければあの世のことはわからないな、と思っています。

上野:そうですね。死んでみなきゃわかんないですよね。

鈴木:上野さんは種の起原とかどう思われます?飛来説ですとか、そういうのはどうでしょう?

上野:そういうのはわかんないですね。どうでもいいと思っていますけどね。

鈴木:よくあの世というのは、大気圏なんじゃないか?ということもありますが、これは尽きないですね〜。

上野:そうでうすね。何とでも言える世界だし。まあ一種の、楽しみですよね。あの非常に科学的な思考が得意な立花隆さんすら、やはりわからないって、一番最後にそう書いているものね。実際死んでみなければ。彼も最初は疑ってかかっている。脳の異常の産物じゃないかとか。色んなデータを集めても、最後にはわからないって。

鈴木:そうですよね。

上野:何も調べずに、何も深く考えずに否定したり肯定したりていうのはどうですかね。そういう事っていうのは、健康にもすごく関係あるんですよね。ホントにベースになっている。

鈴木:確かにそうですよね!現世のみなのか?輪廻があるのか?それが有る無しで全く違ってきますからね。

上野:そういう調査はあるんですよね。つまり、来世があるという風に思い当たる人と、そんなものあるわけないと思っている人の2種類にわけられますよね。アメリカの調査機関がずっとそういう人達をリサーチして健康度を調査したら、明らかに前者の方が健康度が高いわけですよね。当然ですよね。だってまだ先があると思っているから。そう思っている間は人間は健康なんですよ。絶望していて、お先真っ暗何にもない、という虚無に入った時に、健康を失う。しょうがないですねそれは。その信念が健康を形成するっていうのは当然の事だと思いますよ。ほとんどの人間の信念というのは、アマゾンのネイティブであろうと、普通の人だろうと、全く一緒だと思うんですよね。人類の思考パターンとして。つまり古代社会から一貫して霊魂とかが存在しないとか、物質とか存在しないとか、考えている人は全くいなかったわけではなくて、本当に変わり者のごく少数の人であって。大多数はそういう信念を持ちながら生きてきたわけです。近代になって初めてそういう思想がゆらいで、最終結論を科学的に委ねてしまい、そういう伝統が途切れているかと思ったら、変な形で「オーラの泉」とかマスメディアから出てきちゃって。あれはあれで、僕はあんまり健全な感じを受けないですけれどもね。

鈴木:そうですよね。例えば、伝統医療と言われているものは必ず生死観というものを合わせ持っていますよね。そしてそれに伴う、例えば宗医同道じゃないですけど、民族の宗教と医療というのが表裏一体を成しているというか…

上野:もともとシャーマニズムっていうのは、いわゆる国の医療の源をたどっているようなもので。医者であると同時に神官ですね。

鈴木:そうですよね。魂を取り扱う人っていうか。

上野:デカルト医療の二元論、彼が招いた結果がこの状態。根源をたどればそこだと思うんですよ。結局ほら、神様が見ているとか、仏様が見ているとか、人が見てなくても、そういう普遍的なものの存在を常に感じ取る、だからこそエゴイズムの極地みたいなことには、歯止めがかかっていたわけですよね。誰も見ていないからコレ盗んでやろう、みたいなことはするかもしれないけれど、もっとひどい事が今は平気で起こっている。とてつもなく大きなもの、例えば宇宙と繋がるようなことを日常で生活していれば、そこにスイッチを入れようとすると…

鈴木:そこにストッパーが働くというか。

上野:そうそう。そういうことできたから今まで50万年ぐらい生きてこられたんだと思うんですよね。