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対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

麻酔医だった当事、笑気酸素で全身麻酔をして産婦人科をみながら、アメリカは硬膜外麻酔なのにな、と思っていました。弛緩しているので、お産も長引くし、出血も止まらなかったりする。

その頃のあんまりよくなかったのと、無痛分娩なんて悪いことしているような気がするんですね。でも海外では無痛分娩が当然です。
痛みだけをとり、筋肉は弛緩させない麻酔、が求められます。その都合のいい麻酔が硬膜外麻酔になります。アメリカではもう40年位前から硬膜外麻酔に切り替えています。心臓病・糖尿病・重度の肥満・高齢出産などはハイリスクです。高齢の場合は運動すればハイリスクではなくなるんですけどね。危ないお産は無痛分娩したほうがいいというなら、硬膜外麻酔をかけたほうがいい。
しかし、日本の産婦人科のお医者さんがみんな硬膜外麻酔できるわけじゃないですからね。全員が全員受けられるわけではないです。
しかし、みんながみんなやりたがっていくと、技術の甘い人が出てきます。産科麻酔のちゃんと出来る人のところにいって欲しい。
開業医の人たちが全国から着ます。そういう人にはきちっと教えてやるから事故も起きない。お産って痛いと精神的に参りますよね。
あんまりひどいと胎児にトラウマになって残るわけですね。そういったものも軽減されます。
血流もよくなるから、産道の伸びがよくなる。胎児のストレスを軽減します。急に帝王切開などになった場合も、既に麻酔がかかっていますから、少し濃い目の麻酔を追加すればすみます。
よく、総合病院に行ったほうが安心だなんていいますけど、実際は「うちではこの検査受けてからじゃないとこの麻酔は打てませんから検査してください」「担当看護婦がいません」「オペ室がいっぱいです」なんてことになる。結局時間が掛かっちゃう。耳鼻科の手術があるので~なんてことになる。だから、専門の産婦人科の方がいいと思います。大病院の方が精神的安心を感じるのでしたら、そちらの方がいいと思いますが、内容的にはおススメできません。

イギリスではビクトリア女王が無痛分娩の体験第一人者です。女王様がやったんだからいいんだろうと盛んになりました。しかし、3%が死んじゃったんです。
これはいけないということ1946年に硬膜外麻酔に切り替えました。
日本には1970年代に全身麻酔の無痛分娩がきました。
93年に私が産婦人科になって、最初に採用したのは硬膜外麻酔です。
まず、この硬膜外麻酔、全身の手術にも使います。
背中、腰に入れて、入れる場所によって作用する範囲が違う。薬の量が増えれば、その範囲は広がる。濃度が濃ければつよく麻痺します。
これを分節麻酔といいます。そういう調節性があって、全身にできるわけ。たとえば全身の手術につかます。手術のときも痛いですが、切ったあとも痛い。脊椎麻酔でやった場合、脊椎麻酔が切れちゃえばもう痛いんですが、硬膜外の場合はカテーテルを入れてあるので、そこにお薬を入れれば麻酔が簡単にきく。術後の管理に使える。
また、癌の人も、死ぬまで痛かったりする。
だから、硬膜外カテーテルから、少しずつお薬を入れて、痛みを和らげることが出来る。
モルヒネという薬は半日くらい痛くない。それをずっと月に一回くらいチューブ交換してあとは死ぬまで痛みをとってあげることが出来る。
それが可能になったのが、硬膜外麻酔です。
帝王切開も、筋肉が弛緩しない方がいいので硬膜外麻酔でやります。

脊髄はくも膜・軟膜・硬膜というものに覆われてるんですが、その中に神経が通っています。脊椎突起の間に針を入れて、硬膜の外側、4ミリほどの部分に針を刺してお薬を入れる。
運動神経は前の方にあり、痛みを感じる神経は外側にあります。
ですから、運動神経はあまり麻痺せず、痛みだけをとることができます。ですから、お産の場合硬膜外麻酔が都合がいい。お腹の張りも、何かが詰まっている感じもわかります。さらに奥に針を入れてしまうと、いきむことが出来ない。しかし難しいんですよ。4ミリ程度ですから。日本人は手が器用ですから、こういったことは得意です。私もやりますが、あんまり失敗したことない。
麻酔医は忙しいから、産科麻酔に興味を持つ人はいないんです。しかもお産のことを詳しくならないといけないから。ごく少しの麻酔医と、産科医が居るところがやっている。だから、少ないんです。
しかし、どんな医療にも、リスクはあります。
ごく症例ですが、合併症もありますが、ここでは省略させてください。
詳しくはホームページに載っています。