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対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

出産予定日というのは、排卵予定日を計算して算出するのですが、かならず最後の生理から2週間後に排卵する人なんていない。少しはずれているんです。
だから、予定日って言うのはアバウトなんですね。
正確であっても、きちっとした予定日に産まれることが必ずしも正しいわけではありません。1週間前後でもよい赤ちゃんも居ます。
だいたい総合すると、予定日頃ちょうどよく生まれる赤ちゃんが多い、というだけの話です。
うちでは、書いてある予定日ではなく、この妊婦さんはいつ頃出産に入りそうだ、というのをみて、明日から陣痛始まりますよ、という日ににこにこして入院する。だいたい朝方陣痛が始まるので、前日にカテーテルを入れます。軽い陣痛がきたら、麻酔を始めます。
食べたりもできますが、安全のためにあまり食事はおススメしません。
ただでさえ子宮収縮で押されるので、胃腸も影響を受けますし、心配事があると食べ物を消化しない。溜まった状態になります。
吐く材料になってしまうので、やっぱり食べない方がいいと思います。そのかわり点滴を入れます。
これはもうひとつ、血管確保というメリットがあります。出産時に大出血でなくなる場合があります。なんでもなくても大出血は起こります。
1000人に一人くらいは居ます。出血が始まってから、輸血のために血管を確保しようとしても、血管が逃げてしまい、結果輸血が出来ないということがあります。
それが一番怖い。
ですので、点滴を入れるというのは、万一に備えて輸血も可能な状態の確保という側面もあります。抗生物質も強心剤もすぐにいれられます。その場合は出血していようとゆうゆう助かります。
これは天地の差があります。医療の助けはなるべくあったほうが、やはり不自然であっても安全です。
安全性を重視したければやりましょう、ってことです。自然さを大事にするあまり生きるか死ぬかという目にあう必要は、ないように思います。
赤ちゃんが死んでも妊婦が死んでもかまわないというなら自然分娩がいいと思います。あれは安全性がおちます。
危なくなってから、15分で対応できれば優秀です。
自然だったら、関連病院に連れて行き、お医者さんがみて、麻酔を入れて...というのは時間が掛かると思いませんか?
そのためにモニターがいっぱいついていても、起こりうるあらゆる危険に対応できる方がいいと思います。
10人に一人くらい痒くなったり、麻酔を入れるカテーテルに違和感を感じる人もいる。
けれどもお産の痛みに比べたら1000分の一、万分の一です。
今は少量の薬を少しずつ入れて、切れる前にまた少量を追加するという方法です。
胎盤を通過することもありませんから、赤ちゃんが眠ることもない。
赤ちゃんの悪影響を心配して、麻酔を拒否する必要はまったくありません。
麻酔の有無を比較をして、差はないということもわかっています。
むしろストレスも軽減できますから、よいところばかりだと思います。

最新の麻酔機をペイシェントコントロールエピデュラルアネステージアといいます。
エピデュラルアネステージアは硬膜外麻酔という意味です。
フランス人はみんなエピデュラルという言葉を知っています。
ペイシェントは患者さん。
つまり、患者さんが痛いと感じたら、自分でボタンを押して、都度少量ずつ麻酔が入るようにコントロールできる機械です。
しかし、痛がってボタンを連打しても、いっぱい入ることはありません。一回押したら15分間は出ないようになっています。
それがPCEA。
だから、間歇的に低濃度のお薬を少量ずつ入れていくことが出来る。
あんまり痛がる人は、少し強めにお薬を作るので、脚がちょっともたっとしたりしますが、普通の人ならそんなこともありません。
ここ5年の安全性を示したグラフもあります。
双胎は少し早いのですが、単胎でしたら、39週0日目に出産するように計画しています。その辺はこちらで見て判断し、希望の日を3つくらい出してもらいます。赤ちゃんにとってよくなければダメなんですがね。
そういう計画出産なんですね。お産てだいたい夜の方が多いんですね。診療時間て書いてある。だから診療時間にくるわけですね。
1年間時間があって、診療時間は全体の19.8%。
こんな人工的な要素がなければ、満月の日に出産が多く、引き潮で人がいっぱい死んだんだと思います。今は死亡理由も、ばらばらなら、お産もばらばらなんです。年間お産があったら8割は時間外なんです。みなさんのお友達で10人お産した人に、何曜日の何時に生まれた?と訊いてみてください。 おそらく10人中8人は診療時間外に...と答えるはずです。お産は大概夜中です。それで計画出産を考え、それでも6割です。
結局、年中無休と同じなので、年中無休って書いたほうがお得なんですよ。だから、うちは年中無休にしちゃった。
それでも33%なんですよ。ほっとけばやっぱり夜中に生まれる。
勤務時間内のほうが安全に決まっています。当直態勢といって、入院している人のお世話をするだけです。新しいことをする態勢ではありません。お産なんて緊急医療と同じようなもので、安産であればいいですが、それこそ大出血なんてしたら大変です。赤ちゃんが弱ってるから危ない。
勤務時間内のほうが断然安全です。だから、日中のお産の方が安全なんです。なるべく昼間うみましょうねって私の健康と、赤ちゃんのために言っているんです。明け方陣痛つけて昼にお産する、と。
私の読みが半日違って、前の日に陣痛がついて、明け方生まれる人もいる。
だから、6割なんですね。
それが私の計画出産です。

鈴木.田中先生、本日はほんとうにためになるお話をありがとうございました。(一同、拍手)

田中.いいえ、こちらこそありがとうございました。