世田谷区用賀の整体院【せたがや手技均整院】|自然療法、更年期障害、不妊治療、妊娠期の腰痛、産後の骨盤調整、マタニティブルー、産後の腰痛、恥骨痛、マタニティ、更年期、妊婦さんbaby一緒OK

トップ | 院長対談シリーズ

院長対談シリーズ

対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

話を戻して、運動は早産を予防するという話です。おなかって30週くらいに張るんですね。で、早産が心配だから入院する。で、張りが取れたら退院させればいいのにさせないんですね。一ヶ月も二ヶ月も入院させる。よくあるのです。 この頃になるとよくおなかが張りますが、それが即早産というのは僕に言わせると違うのです。それなのに予定日まで入院させておくと、精神的に物凄く鬱屈してくる。

安静にすると身体のすべての機能がダウンするので、分娩機能もダウンする。30週くらいで早産しそうだったら、予定日がきたらツルンと生まれそうですよね。でも生まれない。
予定日でも陣痛が来ない。薬で促進しても微弱で、産後も収縮が悪くて出血が止まらない。ひどければ帝王切開になる。
30週で生まれそうだったものがなんで帝王切開なの? と思うわけです。医者に、持ち直しましたなんていわれてごまかされているようじゃね。おかしいんです。

これは安静による運動機能の低下の難産なんです。いかに安静がよくないかということです。

僕の認定インストラクターのところには、お医者さんもきますし、助産師さんもきます。半分はジムのインストラクターで半分が医療関係者です。26年やっていてようやく運動療法が広まってきました。
難産が減ってきたという実感が出てきたんですね。

初期の、運動は早産を誘発するから安静にというのが間違っていることなんだとやっとわかってきたのです。僕がマタニティビクスを始めて2~3年してから、超音波が発達して、おなかの中がよく見えるようになった。運動したって安静にしたってダメなものはダメだっていうのがわかった。そして運動したからダメってことはない。
私の信念が正しかったとこのときにわかったのです。これは検証されている事実です。

初期の流産は関係ない。切迫早産は運動で予防できるというのもわかった。私がスタジオ作ったときは、20年位前で、自分はやりたいけど親が反対するという人が多かった。運動郡と非運動郡にわけた。
運動郡はあんまりおなかが張らないんですね。30週目で。非運動郡は30週くらいではった張ったっていう。実は運動郡も張っているのにはってないと思うのか、本当にはらなくなるのか。どっちだと思いますか?運動せずに内向しているから張ったことが不安になって張ったと騒ぐのか。どっちだろう?

ということで私が見つけましたのはPTHrP(副甲状腺ホルモン関連物質)というのがあります。いろんな薬理作用がありまして。骨吸収に作用する副甲状腺ホルモンなんですね。骨っていうのは常に代謝してるんですね。吸収のときに使われるホルモンなんですね。

それには平滑筋の収縮を抑える作用があるんですね。平滑筋ていうのは何かわかりますか?人間の筋肉には3種類あります。心筋と骨格筋と平滑筋(不随意筋)ですね。これは止まれと命令したりできない筋肉です。

内臓の筋肉は平滑筋です。子宮も一緒です。妊娠すると大量のホルモンが平滑筋の収縮を抑えるから早産しない。ホルモンのおかげなんです。

収縮を抑えると共に胃腸の蠕動も押さえるので便秘になります。
平滑筋を抑える物質が運動によって抑えられたらどうなります?
おなか張らなくなりますよね。出産直前にはこの物質が増えます。
38週目くらいから急に増える。残りの2週間を早産させないようにうんと増えるんだと。

このPTHrPが一杯増えたら、おなかのはりは押さえられますよね。
ちょうど38週に入りますと、運動郡はPTHrPがとても多いんです。
だからおなかの張りがとてもよわい。これで僕の意見が検証されたことになります。やっぱり運動や振動で早産しない、ということです。みんなはったはったって入院させても意味がないんです。

だからうちには切迫早産は居ないし、1週間以上の入院もありません。
それ以上だと、安静のメリットよりデメリットのほうが多くなってしまいます。うちの方針です。

子宮口が広がって子宮頚管無力症になっても一週間以上入院させない。みんな運動しているので早産はいません。検証された事実になっています。

2000年頃、早産は感染によっておこるという研究がいっぱいおこりました。膣炎が頚管炎になり、弾幕炎になると早産になります。
感染が早産をおこすのです。運動は、感染症をおさえ、免疫を高めます。おなかのはりをとると同時に感染を予防、つまり、早産を二重に予防します。

いいとこどりなのです。
私の研究を認めてくれる先生も増えました。
細菌性膣症にかかったとしても、膣内の善玉菌が多ければ感染を抑えられますから。体力がなければ乳酸管菌が追い出されて、雑菌に負けてしまいます。これでおきる炎症が早産の引き金です。