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対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

Q.マタニティビクスはいつまでやっていいんですか?
A.出産前日・当日でも大丈夫です。人間は直前まで走っていたわけですから、大丈夫です。それで早産ということはありません。
よく予定日をいくら越えても陣痛が来ない人がいるけれどそういうこともありません。妊娠中に運動しなかった人は、出産日近くなると大儀で仕方がないそうですが、運動しておけば、宅急便のお兄ちゃんをすり抜けて階段を駆け上がったりもできます。それくらい違います。もともと体力がなくても大丈夫です。妊娠前に慣れ親しんでいたスポーツを7~8掛けてやりなさいという人がいる。妊娠前に運動しなかった人が急にしたらだめですよ、という。
それは違います。
赤ちゃんの能力がアップしますからやった方がいいにきまっている。
8掛けというのもちょっとちがう。スポーツはいけません。
運動は妊娠中の生活を楽しくするため、体力をアップさせるためです。スポーツはそれ自体を楽しむためにやります。運動療法とスポーツをわけて考えないといけない。慣れ親しんだスポーツを軽くやってもいけない。慣れ親しんでいても、妊娠したらそれをやっちゃいけないんです。たとえば球技は一切ダメです。ピンポンでもやめたほうがいいと思う。なぜかといえば、相手がいる。今具合悪いなと思ってもつい無理してやめられない。また、無理な姿勢を瞬間的にとるものがある。そういうものはよくないですね。
全身の筋肉を満遍なく使って運動強度があまりつよくなくて、持久性の酸素をつかって脂肪を燃やす、エアロビックな運動がいいのです。瞬発力も少しはいりますが、基本的にはいらない。
スポーツは瞬発力、球技は相手が要る。相手がいなくても、スキーなんかはやっぱりすすめられない。7掛けでやれば転ばないからいいだろうというけれどそれもダメです。物凄くうまくても、休んでいるときなんかに初心者が突っ込んでくるかもしれません。ぶつかった方は怪我しませんが、ぶつかられた方は怪我します。そういった意味でも、スポーツはやっぱり勧められません。ですから全身性の持久運動だって、公園を走るのはいいけど、一人だと心配なので、みんなで集まって一緒にわいわい楽しくやった方がいいですよ、と思う。だから、ご主人と走ったらいいんじゃないかと思います。

Q.水泳はどうか?
A.身体を冷やすから、ということはありませんが、髪がぬれますから風邪ひく可能性はありますね。
でもマタニティスイミングはありますね。その限りは安全ですが、効果は地に足をついているほうが同じ時間を使うなら効果があります。私がマタニティビクスを作る前に出来ました。プールで室岡教授がマタニティスイミングを開発し、僕も学びました。しかし、室岡教授が開発中割合早くに癌でなくなっていて、その後研究がストップしてしまい発展していません。その頃、5ヶ月(16週)から始めなさいということになっていたんですが、僕は13週からでマタニティビクスをすすめています。その後、スイミングの方も13週からということになったようですが、水深もかんけいないんですね。
泳ぐってことより、水中で脚をつけて、マタニティアクアビクスのほうがいいと思います。その後、マタニティスイミングはばらばらになっているようなので、レッスン内容はまちまちです。
昔水中座禅なんていうのもありましたが、あれは何にもならない。
負荷が加わってよくない。ぶくぶくして息を止めるんですね。いきむときの息詰め練習だそうです。どんどん泳がせるところは多少効果があるでしょう。マタニティスイミングもいいけど、どうせやるならマタニティビクスだと思います。

今ヨガ流行っていますよね。しょうがないので、マタニティヨガってやっています。アフタービクスというのもあります。ヨガってつけるとお客さん来るんですよね。スタジオいっぱいインストラクター雇ってやっています。ベビーヨガなんていうのもある。馬鹿な話ですが、くるもんですから。赤ちゃん逆さにしたりするんですよ。赤ちゃん逆さにしちゃよくないと思うんですけどね。アメリカでヨガが流行ったのでね。マタニティビクスのほうがいいと思うんですが、ヨガの日もあります。悪くはないですよ。でもストレッチみたいなもんですよね。パワーヨガなんてヨガと全然関係ない。オーバーストレッチングはよくないなんていっているのに、まさにそれなんですよ。
ヨガって言うのはホントはインドでうまれたんですね。で、精神統一っていう、気の流れや呼吸法なんですね。だからほんとのヨガは猛暑の中で生まれたんですね。あんな厚いところでジョギングやったらぶっ倒れて死んじゃいます。逆にソ連で花のポーズなんてやったら凍っちゃいますよね。だから、ウォッカ飲みながら動くのが健康にいい。それぞれの土地にあった健康法なんです。
だから、日本にもヨガ入って来ても、本質がちょっと違うものが流行っている。ろうそくつけて一点を見つめて呼吸を正し、精神統一するのがヨガです。あんまり動かないんです。日本で動かなきゃいいんですが、ソ連で動かなかったら凍っちゃいますからね。日本には日本の気候風土にあった動き方があるんです。日本て山が多いでしょう。あれが有酸素全身持久力です。階段の上り下りも脚にとてもいい。
良心の呵責に悩みつつも、お客さんがくるので、やっています。ヨガ。

標準体重というのがあります。身長と体重をどうこうして、計算機が必要ですね。25以上が肥満で、18以下が・・・といわれてもぴんと来ない。もっとアバウトで簡単に計算できる方法が、身長から100をひいて、日本人だったら0.9をかける。アバウトでいいです。精度なんかいりません。ごはんいっぱい食べる前か後かで随分違いますよね。計算しやすい方がいい。160センチなら54キロです。
標準体重よりちょっと少ないくらいなら、一番長寿です。標準体重よりも20%多すぎたり少なかったりすると問題です。
それまでは正常範囲。多すぎたら肥満症、少なければるいそうといいます。最近は痩せすぎている人が多い。痩せすぎているのはよくないです。ただ、今美の基準が痩せに偏って、標準体重がデブということになっています。そんなことない。食料がなかった時代は太っているのが美しかったんですよ。太っているって言うのはステータスだったんです。下半身デブが美人ということだった。
今みたいに食料が多くなると、太るのはみっともないということになる。細くて服を着て得意になっている。昔だったら消化吸収して脂肪に蓄えられないのなら子孫は残せなかった。食べたら食べるだけ太るのはいいことだったんですね。太りすぎは出産時には難産を招きますがね。だから、一杯食べて、いっぱい運動していっぱい出す。
出し入れの問題です。いっぱい入れて出さなければ太ります。
それだけです。入れて出せば標準体重より少し痩せるように出来ています。こういう人は安産の体質です。
標準54キロだったら52キロくらいなら、理想的な生活です。
食べ物は制限しちゃいけない。「太っちゃいけない」の誤解があります。だから、アレコレ制限させたりする。もうだめです。ストレスになるだけです。ストレスなく過ごすために、よく食べ、よく動くことがいいんです。

赤ちゃんも精神を持っています。
お母さんが悲しければ、赤ちゃんも悲しい気持ちで育つ。お母さんが楽しい、嬉しいと思えば赤ちゃんもそれがわかりますから。恐怖映画を観たりすると、赤ちゃんも怖い思いをします。お母さんの精神状態と赤ちゃんの精神状態は一致します。そこからだんだん独立していきます。制限は一切いりません。太っている人が運動をすると、出産後痩せていたりする。今標準体重より少し痩せている生活を心がける。それが大事です。
食べても食べても太らない人は、昔だったら生き残れませんでしたからね。

美の曲線は女性の身体の曲線から来ています。なぜ男性はごつごつ、女性はたおやかな曲線かといえば、脂肪を蓄えているからです。
そしてそれは妊娠出産のためです。だから、17~8の子がダイエットします。みんな生理止まります。せっかく蓄えたものがなくなるからです。日本人は42キロ越えたあたりで生理がきます。
18%を超えた、というところで、この人は赤ちゃんを育てられる身体になったよ、と生理が始まるのです。体脂肪率が23~4%くらいの若いお嬢さんがダイエットして7キロとっちゃうと、今妊娠したらまずいよっていうんで生理がストップする。脂肪って大事なんですよ。
皮下脂肪がなければ赤ちゃんを産み育てられないからいけないんですね。
妊娠中も、痩せすぎていたら育たないし、太りすぎたら中毒症になってしまう。
妊娠前から運動して標準よりちょっと痩せくらいで。マタニティビクスは13週からということになっている。内臓や神経ができあがるまでは安静にしたい。この時期病気を貰って高熱を3日連続で出したりすると、奇形が生まれる可能性が高くなります。
13週前でも運動してもいいんです。だからそれまでの間はやってもいいんですが、病気をもらうなど、大勢のところでわざわざ危険を冒すこともないので、この時期は人には接触しないように。しかし安静にはしない。これが大事です。難しいですね。