世田谷区用賀の整体院【せたがや手技均整院】|自然療法、更年期障害、不妊治療、妊娠期の腰痛、産後の骨盤調整、マタニティブルー、産後の腰痛、恥骨痛、マタニティ、更年期、妊婦さんbaby一緒OK

トップ | 院長対談シリーズ

院長対談シリーズ

対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

Qベビーマッサージってありますが?
A.あかちゃんと語りかけながら、視線をあわせながら、ゆっくりマッサージしてあげる。今ベビーマッサージっていろいろな派があって、悪いこともしていますよ。ベビーマッサージを取り入れたのはうちが早いです。オイルをつけても、何もなくてもできます。
赤ちゃんにもいいアロマもあるでしょう。
うちはアロマの研究をしてないのでやっていませんけどね。
妊婦さんに悪いアロマもあるんだと思いますので、僕は深く知らないけれど、いいものを選んでやってほしいです。

Q産褥体操とは違うのですか?
A.産褥体操は昔妊婦さんがやっていたけど、効果ないんですよ。
だから僕はアフタービクスというのを作った。昔妊婦さんにとって、あぐらをかいて3回呼吸しなさいとかあるんだね、でもそんなの意味ないよ。うちではお産した直後から、アフターバースプログラムがあります。退院したら6週間からアフタービクスやっています。
産褥体操もやりますけど、昔のものとはちょっと違います。

Q骨盤筋リハビリはどうでしょうか?
A.うちでもアフタービクスで筋を回復させる、お尻を締めるような運動を入れています。ゆるんじゃって伸びちゃったり尿失禁おこしたり、いろいろあるんですね。そういったトラブルのケアをすべて含めてアフタービクスとしています。早くやった方がいいんですが、その頃の赤ちゃんはしょっちゅう寝て起きておっぱいを欲しがる。
お母さんも眠いんですね。6週くらいだと、来いって言えばなんとかきてくれる。4週位したら子宮は元に戻る。重心なども徐々に戻ってくる。

Q悪阻があっても大丈夫ですか?
A.悪阻があっても大丈夫です。だいたい、悪阻がひどい人でも、ちょっとよくなったときに、立て続けに3回マタニティビクスにくると、治ります。運動を是非やってほしい。
あとね、悪阻がひどい人は、旦那の顔を見るとひどくなるそうです。だから、そういう場合は実家に帰るのがいい。なんででしょうかね。精神的なものなんだと思います。だいたい、悪阻のひどい妊婦さんの旦那は凄く優しいです。昔の男っぽい人の奥さんで悪阻ってあんまりいない。ほっとかれるような人はね。旦那が優しくなって悪阻がひどくなった。

Q保険は適応されますか?
A.されません。だんだん運動療法は保険化されていくかもしれませんが、まだそこまで行っていません。でも、身体のこと考えたら安いものですよ。

Q無痛分娩についてお伺いしたいのですが...
A.お産は物凄く痛い。めちゃくちゃ痛かったはずなんです。今なら、大したことなかったという人もいますけどね。
痛い〜と言われていたので第一子は予想の範囲内でした。その後の処理の方がつらかった。二人目は砕けるかと思いました。みしみしいいました。
砕けると思うのは大体普通ですね。なぜかって言うと、生理現象じゃない。みしみしというのは、靭帯が切れる音ですね。
昔は痛くて障子の桟が見えなくなったと言った。見えなくなった頃にようやく生まれたっていうんですね。
母体が痛むか、赤ちゃんが痛むかで生まれてくる。
赤ちゃんが損傷をうけなければ、母体が損傷をうける。めちゃくちゃ痛くてあたりまえです。痛くて初めて愛情がというふうに考えたければ考えればいいけれど、お産だけ特別痛いときにだけ我慢して、それ以外は快適な生活です。夏が来れば冷房、冬は暖房、乗り物があって、グルメがあって、エンターテイメントがある。決して自然な生活していません。それなのに、めちゃくちゃ痛いお産だけ自然に任せるなんて馬鹿らしい話です。こここそ医療の助けを借りればいいじゃないですか。普段から自然に即した生活をしていれば、痛みへの耐性もあるでしょうからわかりますが。不自然です。
お産を自然にさせるなら、普段の痛みくらい我慢しなさいよってことです。人間の尊厳を保てないような痛みだけひたすら頑張れなんてめちゃくちゃな話だと思いませんか。
19世紀イギリスでは既に無痛分娩が自然だったんです。200年前です。先進国で日本だけなんです、やってなかったのは。

お産に適している麻酔は硬膜外麻酔といいます。
彼氏のお母さんあたりが反対します。自分は無痛分娩やりたいけど、お義母さんが反対する。ひとつには理由があって、ご主人のお母さんの時代の無痛分娩ってよくなかった。日本に麻酔が入ったとき、産婦人科の先生が全身麻酔を始めちゃった。意識がなくて、あかちゃんも眠っちゃう。そういう悪いうわさが30年くらい前に流れましてね。それで、反対される。赤ちゃんが仮死で生まれるって。

"McGill疼痛質問表を用いた場合の疼痛尺度"をご覧ください。

これくらい痛いんですよ。めちゃくちゃ痛い。わかりますよね。
麻酔の種類ですが、全身麻酔と局所麻酔。全身麻酔は意識がなくなります。飲み薬や吸引式、どちらも、意識がなくなると嚥下反射が鈍くなって、胃の内容物を吐いて器官にはいっちゃったりする。
それで亡くなる人もいる。全身麻酔はよくないんです。

それでも最初に始めてしまった。僕が卒業した頃に、麻酔科ができた。それまではドイツ医学でした。ドイツ医学では、外科の先生が腰に麻酔を打ってというものがポピュラーでした。一方アメリカは、麻酔科が出来るほど、麻酔が発達していました。戦後アメリカが入ってきて、麻酔学が出来た。
私はその頃外科医でした。産婦人科医だけはなるまいと思って卒業したんですね。
なぜって、父が産婦人科を開業していたんです。
夜中にどんどんどんと起こされて、ふくれつらしながらでていく後姿をみているでしょ? もう産婦人科だけはいやだなぁと思って。
患者さんにはできないけど、家族にはふくれっつらででていくわけです。で、その頃外科医がかっこいいなって3年ばかりやった。
苦痛にうめくのを助けるのはやりがいがあるなと。で、麻酔科が出来た。医学部でてから3年も経ってのこのこ学校に行く人なんていなかったけど、麻酔科の試験をうけて、麻酔の大学に入った。
麻酔で学位とって、4年後、麻酔のチューターやって5年間。麻酔医だった。今みたいにペインクリニックってなかったですから、一生懸命頑張っても、成功したら主治医の功績なんですね。
裕次郎、手術に耐え抜いた! 頑張った! なんて記事がありましてもね、麻酔医から言わせれば「俺が頑張ったんだよ!」ってことになります。 患者さんは寝ていただけですからね。
麻酔医がいるなんてことも知らない時代ですから。つまんないんです。で、親のあとついで産婦人科開業できるように2年ばかり産婦人科の勉強をした。
麻酔医時代より、明るいし患者さんはきれいだしおめでたいし喜ばれる。やっぱりいいなーと思いましてね。でも、やっぱり夜間はたたき起こされる。それはやだなぁと思って、なるべく昼間のお産にしようとおもいました。計画出産っていうのを考え付いたんです。