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院長対談シリーズ

対談シリーズ 特別講義1 医学博士 田中康弘先生

鈴木登士彦:おはようございます。
今日は特別授業です。田中康弘先生にお越しいただきお話を伺います。
先生は無痛分娩とマタニティエクササイズを広げる活動をしておられます。今日はその無痛分娩と妊婦のエクササイズについてお伺いします。それでは田中先生、よろしくお願いいたします。

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田中康弘先生:私は昭和48年に自由が丘の駅の傍で産婦人科を開業いたしました。私のHPを見るとわかるのですが、「人間は初期ほど大切」だというのが私の信念で、「初期」というのは、実は生まれたときじゃなくて「受精卵が着床したときからが初期」だというのが私の説です。

私は女性のための「抗加齢医学研究会」という学会を7年くらい前からやっているのですが、「抗加齢」というと高齢者の医療みたいに思うかもしれませんが、「抗加齢療法」はむしろ若いときほど効果が高いのです。

胎児時期に母親がどういう生活をしていたか、というところが一番大事なのです。たとえば胎児に手術しても、生まれたばかりの赤ん坊が骨折してもきれいに治りますよね。傷跡は残りません。70才になったらなかなかつきません。初期ほど大切ってことを皆さんに知ってもらえると嬉しいです。

私が産婦人科医になったとき、妊娠すると安静にしているべきというのが従来の考え方でした。流産は振動によって起こると間違った考えできていたのですね。だから妊娠したら毛布に包まってじっとしているのがいいという考えでした。

昔は栄養がとれませんでした。しかし今は栄養がたくさんあります。
栄養ばっかりとって動かなくなった。肥満妊婦が増えて、難産や妊娠性高血圧症が非常に増えた。

当時私は物好きで、医者とは全くはなれたところで、人間だけが評価されるようなダンスの世界にあこがれましてね。モダンダンスを習いにいっていました。それで近くの小学校の体育館で近くの主婦を集めて、体操指導していたんですね。お産が終わって駆けつけるんですが、でも、肥満妊婦のお産の時には間に合わない。やっぱ肥満妊婦はお産に時間がかかって、やっぱり運動した方がいいなと思いまして。そんなこんなで、だんだん「妊婦に運動が必要だ」という想いが芽生えてきたんですね。これが昭和56年です。

その頃はフィットネスクラブもありませんでしたから、私のスタジオは日本で一番最初に出来たフィットネスクラブのスタジオでした。
で、「奥さん妊娠していますから運動してください」という。目が点になって口ぽかんとあいて「えー?」って。この先生はとんでもない、妊婦を捕まえて運動しろという。だから患者さん逃げちゃった。
それでも運動した方がいいといって中に物好きが居て、先生がいうんだから、どうにかなったら先生がどうにかしてくれるだろうと信頼してくれたんですね。最初は2~3人でやっていましたが、どうも心配だって帰っていっちゃって。ご主人のお母さんの反対にあって、できませんという人もいて。

だんだん妊娠中に運動した妊婦さんが「妊娠中楽しかった。お産がラクだった」という声が口コミでね。結局今日までに30年近く掛かっちゃったですね。その間私は関東中央連合部会という産婦人科学会に「妊婦の運動療法」というので、7年間運動群と非運動群にわけて、出産の時間や赤ちゃんの元気さなどのデータを発表して、やっと産婦人科学会の上層部も、「少し運動した方がよさそうだ」とわかってくれました。

そして平成4年に私は教育を頼まれて「妊娠中の運動療法」というのを産婦人科学会に発表しました。当初、私の主張で学会発表していたときに動いてくれない産婦人科学会もやっと認めてくれたことになります。そのくらいかかりやっと認めてもらって。それでも未だに、安静でやってきたからこれでいいというお医者さんもたまにはいますけどね。

学会に発表しても学会にくるのは勉強熱心なお医者さんですからね。
そんなに広がらないわけですよ。そしてまぁこの時点まで少しずつ広がってきまして。今は筋のいいのをインストラクターに指名し、どんどん増やして、年に4回くらい認定試験を行っています。

しかしスタジオが狭いもので、一回25人程度、年間100人くらいしか増えない。でもやっと全国で2500人の認定インストラクター、登録施設が550くらいになりました。でも日本全体でみるとほんの少しなんですね。お産が110あったうちのやってくださったかたは10万人くらい。だから10%くらい。 2500人・500施設といっても全国です。まだまだです。その代わり地道な努力で確実に広がって、妊娠中は適度な運動がいいってわかってもらえたので。完璧に広がってくれるといいと思っているのですけどね。

今までは認定インストラクターを養成する日本マタニティビクス協会だったのですが、これからは妊婦さんと子育てを応援しようって言うので、年に一回イベントやっています。来年4月12・13日、横浜パシフィコで「マタニティアンドベビーフェスタ」っていうのでね。3年前にもやりました。妊婦さんを3000 人集めようって。7800人くらい着たんですね。ブースを出してくれた企業の方が是非来年もといってくださった。そして、去年は横浜パシフィコでできましてね。そして、やっぱり7~8000人狙ったら12000人くらいいらっしゃった。

でまたそのブースを出した企業が是非来年も、というので。今年もやりました。パシフィコのCホールがいっぱいになって危険だというので入場制限したんですね。入場するのに2時間待たされて物凄いクレームが着ましてね。嬉しい悲鳴のようですけど。やっぱり妊婦を二時間立たせたって物凄く批難されました。来年はCDホールをかりて2倍にしてそういうことのないようにと思っています。見込み来場者数は2~3万人です。若いカップルが2万集まると活気が凄いですね。