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対談シリーズ 東京医科歯科大学・麻酔蘇生科 麻生佳津子先生

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麻生:私のところにいらしている患者さんには、身体の痛みが治るだけでは無くて、人生が変わるようなくらい心も変わってくださるように思いながら治療しています。
刹那的な楽しみに暮れるのでは無くて、真から心が輝くように導かせていただいたらと思っております。
これは、ある方の話なのですが、更年期に入った女性で、少しぼけたおじいちゃんのお世話をしなければならない。他にも主人の兄弟はたくさんいるのになぜ私だけが...と、最初にいらした時には口にされていました。
そう思われても当然でしょう。しかし、何度か、深くお話して行く内に、「世話をされているおじいちゃんの方が辛いはずだ」、と思うようになって来て、「なぜ私が」から「一生懸命お世話をさせていただこう!」というふうに心の方向性が変わっていきました。
そうすると、今までしてもらって当たり前だ、という感じだったおじいちゃんの口からも「ありがとう」という言葉が出てくるようになり、無関心だった御主人も協力的になってくれるようになり、挙げ句の果ては、おじいちゃんのボケも少しずつ治っていったそうです。
御本人もお世話をするのが生き甲斐になり、どんなに無理をしてもぜんぜん疲れなくなって行きました。人間は心の有り様で本当に、いかにでも変わって行くことが出来るのです。

鈴木:心の有り様を変えていく為に、まずどのようなことから始めればよいでしょうか。

麻生:まず、ありのままの心を観ることです。
普通は結果しか観ていません。私達は何かをする時に必ず精神作用が働いています。そしてその中に情動があります。そして、受け止めてから、発信しています。そして、現実がある。これを、受、発、識、といいます。
私達は無意識にこの流れを一瞬一瞬行なっています。それが私達自身の歴史を作っているのです。原因があって結果が生じます。その根本的な原因が一瞬一瞬の心のあり方にあると私は思っています。

鈴木:難しいですが、よくわかる気がします。私は物事は足し算と引き算だと思っています。道理なのだと思うのです。
たまに掛け算や割り算などの突然変異も有るでしょうが、基本は、いいも悪いもなるべくして、なのだと思います。

麻生:人は姿形が違うように、それぞれ課せられた課題というものが有ると思っています。
その人が持って生まれて来た魂とでもいうのでしょうか、心の方向性を是正して行く為に、その人にとって、最適な環境を与えられているのだと思います。
その課題に気付き、克服していかなければ何度でも同じ問題に躓きます。大切なことは、誰のせいでも無い、すべては自分の為で有ると、まず、気持を入れ替えることです。
私はその為のお手伝いを、医療という行為を通じてさせていただいております。

鈴木:う~ん...素晴らしい!
というか、穴があったら入りたい気分です...ありがとうございます! 一歩でも近づけるよう精進します。
先生から御紹介いただいた患者さん達が口を揃えて、「麻生先生に救われました」とか「麻生先生にここまでしていただきました」と、おっしゃっていて、それを聞くたびに私は、「う~ん...」と唸っていたのですが、その秘密をかいま見せていただいた気がします。
最後に一つ、診療のコツのようなものなどあれば、お聞きしたいのですが。

麻生:私は何もしていません。ただ、患者さんの手を握りながらお話をお聞きするだけです。
それだけでどうしても下がらなかった血圧なども落ち着いて来ます。
心のガードが取れるだけで身体の状態はまるで変わって来ます。カウンセリングで大切なのは傾聴と同意です。けして裁いては行けないのです。その上での医療だと思っています。
また、身体の大黒柱である背骨の状態も重要視しております。そこの部分を先生にじっくりと矯正していただきたいのです。

鈴木:ありがとうございます。御期待にそえるよう勉強して行きます。今日は、本当にいいお話をいただきました。
日々、ものすごく忙しく診療にあたられて、これからもますます御活躍されていくことと思います。 私は先生の御健康をお祈りいたします。本当にありがとうございました。

麻生:こちらこそありがとうございました。お力になれることがあれば何なりとおっしゃってください。

鈴木:恐縮です。

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