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息食動想環境について

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編集後記:『身体とお金』

私達が感じる一番のストレスは命を奪われることです。ですが先進国に於いてはここの部分は一応保障されています。日常に於いて問題となるストレスと言われるものは、そのほとんどが人間関係と金銭問題だと思います。お金は人間の発明した最大のツールだと思います。人はその為に働き、その為に豊かになれ、その為に泣いて、その為に人を殺したり殺されたりと最大のタブーまで犯してしまいます。
その扱い方、接し方を間違えると手痛いしっぺ返しを喰らう事になるのだと思います。そして文明社会というのは本当は、きちんと経済活動を行なっていく事で、人間が成長していける仕組みとなっているのではないかと思います。仕事を「納める」というのはそういう事なのではないかと思います。そのような観点で身体を観て行くと、実に多くの身体の問題が間違った金銭問題に端を発しているのでは無いかと思うようになりました。「欲望」ということです。
私達は、少し前にバブルの時代を経験しました。そこで、物質的豊かさと精神的豊かさが、あまり関係無いことを目のあたりにしました。ですが、「衣食足りて礼節を知る」訳ですし、今現在日本に住んでいる私達は、それらの豊かさを享受可能だと思いますし、ゆったりとした住まいに、お気に入りの服装に、おいしいお食事、観劇や、コンサートなどの文化的行事で心豊かに過ごすことは本当に楽しい事ですし、可能な限りそのような環境に自分を置いてあげることが、私は必要であると思っています。
ですが、More & More、人間の欲求には限りが在りませんが、できれば、豊かにこしたことはありません。
話が宗教っぽくなり不本意なのですが、私は以前、煩悩は滅却するのではなくて、昇華していくんだと、強く思っていた時期があります。脳の使い方でいうと、本能や情動を司る脳幹や大脳旧皮質に囚われている状態からから、知性と想像力を司る大脳新皮質を使いこなせる状態へと移行して行くのだと。
悟りを開くのだって、「開きたい」っていう欲の為に他の欲を我慢してたり、捨てたりする訳だし、「神のもとへ」行きたいという欲の為の禁欲生活な訳だし、人間ってどんなきれいごと言っても、結局、欲と二人ずれでしょう!って。
欲って、すべての原動力だし、何も悪いことじゃないし、我慢するのが美徳とは思えないし、欲求が通らないと身体も歪みます。
じゃぁー、何をやってもイイかというと、さにあらず。やはりこれも身体を基点として考えてみるとどうなるか。鳩尾=みぞおちが弛む、弛んでいる、ということが、一つのキーワードとなります。
私達には「良心の呵責」という防御センサー、あるいはインジゲーターを持って生まれて来ています。世の中を運営している?のか、宇宙のリズムなのか、道徳なのか、どこを基点として働いているのかはわかりませんが、私達はある法則性から逸脱した行為をとると「良心の呵責」に苛まれる事になっていると思うのです。 この後味が悪い感覚、とでもいうのでしょうか、成人君子以外、普通の人なら誰でも経験のあることと思います。この時の身体的特徴は、鳩尾がキューと詰まってくることなのです。鳩尾が硬いということは、頭では肯定していても、心では拒否しているのです。
鳩尾を押して痛いというのは本当を生きていないのです。自分の人生なのに、回りの為に、何かの為に、自分をごまかしながら生きている反応なのです。

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