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鈴木登士彦『成功をつかむ強運な体のつくり方』大和書房の書評

 

 微表情研究家の清水健二さんから、とても嬉しい書評をいただきましたのでご紹介します。

 

清水さんはTVをはじめとした各種メディアでも活躍する、非言語コミュニケーションの研究をされている『空気を読むを科学する研究所』所長さんです。

『空気を読むを科学する研究所』 → click!

 

 

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本日は、鈴木登士彦さん執筆の『成功をつかむ強運な体のつくり方』大和書房(2017年9月25日)の書評をさせて頂こうと思います。

 

本書を読んでいる最中、そして読後、私が痛烈に感じたことは、

 

科学理論と経験知との空間に彩を与えてくれる書

 

ということです。

 

本書のp.207に、「エビデンスがあっても実際にはあまり効果のない施術や、その反対にエビデンスが無いけれども抜群に効果が出る施術」とあります。

 

私は表情分析の専門家として学術書や学術論文を日々読んでいて思うことがあります。「理論はわかる、エビデンスもしっかりしている、でも実際、どうやるの?現実を変えるだけの効果をどう出すの?」そんなことを想うことが多々あります。

 

しかし、本書は科学理論だけでは不明瞭な「外姿力(がいしりょく:人物の人となり、魅力、「運気」が外見に反映している姿を意味する著者のことば)」の高め方を膨大な経験値から得られた具体的な方法で教えてくれます。

 

また科学理論はなくとも、おそらくそうであろう、と思われる経験則先行の外姿力の高め方も様々に披露され、人体が変化していく不思議を教えてくれます。

 

私の専門の世界に寄せて具体的に書かせて頂きます。表情フィードバック仮説という理論があります。表情フィードバックとは、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるということを説明する理論です。この理論は多くの実験によって実証されていますが、これを用いて現実世界をどう生きるか、生きるべきか、生きたらよいか、どう活用すべきか、ということは通常、科学の世界では語られません。しかし本書には、表情フィードバック仮説という言葉は使われておりませんが、まさに表情フィードバック仮説の地に足のついた活かし方とその効用が鮮明に語られているのです(表情フィードバック仮説と同様の効果が身体動作にもあることが科学的にわかっていますが、これについても身体の使い方を具体的にどうすれば生き方をよりよくできるのか、外姿力を高められるかということが本書には語られています)。

 

他にも、表情の緊張具合とビジネス力との関係性や(p.74~)、食歴が人相、顔つきを作るという話(p.96~)、万国共通な外姿力(p.151)、外界の出来事の日々の受け止め方と表情との関係性(p.166~)などの話題は、特に表情・感情科学との関連性から興味深く、感覚的に大いに納得すると同時により詳しい因果プロセスを解明したい欲求に駆られてきます。

 

著者の鈴木さんは、これまで10万人のクライアントを観てきた手技療法家で、成功者の体の共通点を発見されたそうです。膨大かつ明確な経験則が基盤にあるため、巷の経験則本によくある安易に科学理論に寄せた見解をとるわけでなく、恣意的に科学理論を選択して自身の見解を擁護するわけでもなく、自信を持って、科学理論に即している方法、経験則に即している方法を紹介されているところに非常に好印象を受けます。

 

自分の感覚と頭脳を用いて、さらなる実感を得ていくために、本書で紹介された外姿力の高め方を実践していこうと思います。

 

まずは、私に最も響いた実践から、

 

筋トレと姿勢・腹筋が痙攣するくらいの大笑い・You are what you eat!

 

を胸に、行動に移行・継続していこうと思います。

 

良い書籍に出会えました。

 

 

清水建二

書評文献 

 

 

 

 



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